まんぷくマルシェ

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ぼくはガラスのバラになりたい

1.ぼくの天使さまは、いつも見えない何かを見つめていた。「思い出はガラスのようだね」キッチンカーを運転している天使さまの横顔は、微笑みを湛えている。「ガラス、っすか?」「そう。ガラスのお皿と同じで、手入れをしていればいつまでも美しい。大事に...
まんぷくマルシェ

いつかを願って、夢描く。

「絵も描けるなんて、フェンネルはすごいね」後ろから飛び込んできた見学者の声に、僕は思わず絵筆の動きを止めた。「ふふっ、当然だよ」振り返れば、絵を覗き込む彼女の顔があった。昼の日差しに照らされる彼女の笑顔が、眩しく見えてしまうのは僕だけだろう...
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からかうキキョウさん

思いのほか、楽しくなってきた。喉の奥で、くっくっ、と笑いがこみ上げてくる。扇を開いて口元を隠したが、声でばればれだろう。そんなオレの様子に、目が笑っていないパティシエの青年の笑顔が、ますます歪んだ気がした。「あああっ、すみませんキキョウさん...
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フェンランが好きだなーって話

フェンランが好きだなーって話。まんぷくマルシェ。前々から名前だけ知っていたゲームを、事前情報なしで遊んでみた。ら、ものの見事にフェンネルにはまり、一気に3作品全部を遊んでしまった。フェンランが良すぎた……。こんなにはまるつもり無かったのに…...