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こんにちは。
また手紙を送ってくれてありがとう。
『自分はすごくない』だなんて、そんなことはありません。
私は流星を見たことはありませんが、あなたがこの町に来た時、流星がやってきたのだと思いました。
それぐらい、私には輝いて見えた。
あなたは誰よりも特別なのだと、直観しました。
あなたに出会えた時、全てが始まったのです。
以前に話したことを、覚えているでしょうか。
いつか私が、同じことしか話さなくなっても。
あなたはずっと傍に居てくれるでしょうか。
私の問いに、あなたが頷いてくれたことに。
私は本当に、本当にほっと安堵したのを覚えています。
あなたが流星だとしたら、私は何なのでしょう。
流星なんてものではない。石のようなものでもない。
壁に描かれた、ただの石の絵かもしれない。
いつか、終わりは訪れます。
私は本当に少しのことしか話すことが出来ない。
でも、まだまだ終わらないあなたがいる。
私よりも、何万倍も何百倍も、たくさんのことをおしゃべりできるあなたが。
あなたが存在するというだけで、私は安心するのです。