Potion Permit

嘘つき薬師と、頑固な呪術医 (一覧)

1話 嘘つき薬師と、頑固な呪術医2話 効率 3話 災い4話 あの時、考えていた事は 5話 呪術医 6話 笑顔 7話 信頼 8話 引退 9話 ただの友人10話 ちょっと親友 11話 効果 12話 特別 13話 愚痴14話 早とちり 15話 選...
創作

水星を握りしめて

『あなたに好かれるように調整されたAIですから。嫌いになるのは諦めてくださいね?』「自分で言うのか」『自分で言っちゃいます』*** 子供の頃に読んだ星の図鑑で、僕は水星を好きになった。『太陽系の中で一番小さい星』と書かれていたからだ。 きょ...
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指輪の意味を、キミはまだ知らない。(シャオ主)

1 好きです。 そんなシンプルな言葉と同時に差し出された、小さな箱。 フタの開いた箱の中には、密やかに収まった指輪。 目の前の薬師は、これ以上ないほどに顔を赤くして。 不安と期待に満ちた目で、ボクを見つめている。 きっと、この指輪は。 ボク...
未分類

ポパミにはまった経緯

自分用のメモ書きみたいなもの。●ポパミに出会ったきっかけ2023年4月22日、ポパミをインディーワールドの動画で知る。ちょうど、「アトリエやルンファみたいなゲームが遊びたいなあ」と思ったところだったので、速攻で購入。一気に遊んだ。男の子主人...
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最終話

「初めて出会った時、キミが大嫌いだった」 月夜の帰り道。 兄さんと別れて、アタシは帰路についた。 当然のように、マテオさんは家まで送ると申し出た。「都から来た薬師。嘘で塗り固められた顔を貼り付けて、私に笑いかけてくる。不快感ばかりが募った」...
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19話 告白

これから、何をすべきか。 この先、何をしたいのか。 彼女に迫りくる危険を、どう撃退するか。 まずは夜を明かす場所を見つけるか。 話すべきことは、尽きぬほどあるはずなのに。 私も、彼女も。一言も語ることは無かった。 嫌な沈黙では無かった。 お...
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18話 呪

雲一つない星空の下、夜の雪山を一人歩く。 日付が変わろうとする時刻だが、月が出ているので周囲は明るい。 逃げるには、不向きな環境だ。「アタシは、どこまで逃げればいいのかな」 風が吹いて、思わずケープを握りしめる。 子供のころから身にまとって...
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17話 理由

彼女に、惹かれていた。そんな私が馬鹿だった。 少しでも心動かした自分が愚かしい。「ねえ、そこのジュジュツイサン」 街道を早足で進む。 市長に、話をせねば。 都の薬師は逃げ出したと、今すぐ報告せねばならない。「ちょっと、聞いているの?」 怪し...
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16話 嘘

今のアタシの願いは、ただ一つ。「ティー、何故鍵を閉めた!? 開けろ!」 後ろでは、扉を激しく叩く音。 アタシは深く息を吸って、精一杯の笑顔を浮かべる。 そして、扉に向かって、大声で叫んだ。「あーあ、マテオさん、結局落とせなかったなー」「何の...
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15話 選択

絶不調だ。 完全に、昨夜は飲みすぎた。 市長や先輩たちに変なこと言ってないか、ちょっと心配だ。「告白すると決めたら、すぐに決めれたのになあ」 自分の気持ちに気づいたら、うだうだ悩んでいる時間がもったいなく感じた。 だから、急かされるように仕...