指輪の意味を、キミはまだ知らない。(シャオ主)

 これはまだ、彼も知らないかもしれない。
 都とは違う、この町の習慣。

 恋人は、一人でなくてもいい。
 互いが許すならば、複数人と付き合ってもいい。

 けれども、もしボクらが指輪をつければ。
 これは、ボクとキミだけのつながりになる。
 誰も知らない、伝統だ。
 密やかな独占欲が、満たされる。

 こんなボクを、キミはまだ知らないだろう。